LOGINユウマは、アヤの言葉に興味を示さず、冷たく言い放つ。
「それ、彼氏に言ってあげれば?」
「は? なんで? ただの彼氏に、そこまでする気ないし……ただ付き合ってるだけだしぃ」
アヤは、当然のように答えた。その言葉に、ユウマは興味なさそうな相槌を返す。
「ふぅーん……」
その無関心な態度に、アヤはさらに焦りを募らせた。彼女は、ユウマの背中に自分の身体を密着させ、頬を押し付ける。その必死な様子は、まるで捨てられた子犬のようだった。彼女の心は、もう彼氏のことなどどうでもよくなっており、ただユウマに愛されたいという、切ない願いに満たされていた。
ユウマの背中にしがみついたアヤは、さらに必死に言葉を続けた。その声は、泣き出しそうに震えている。
「ねぇ……5分だけでも……一緒にいて? ね? お願い……」
その言葉からは、一秒でも長くユウマのそばにいたいという、切ない願いがひしひしと伝わってくる。ユウマは、そんなアヤの必死さに、どこか面白さを感じていた。
「5分って……なにするの? インスタントラーメンも食べられないじゃない?」
ユウマの意地悪な問いかけに、アヤはとうとう感情を抑えきれなくなり、声を震わせる。
「だってぇ……ぐすん、ユウマくん……に、置いて行かれちゃうぅ……」
彼女の目からは、大粒の涙がとめどなく溢れ出した。それは、ユウマに嫌われることへの恐怖と、彼に置き去りにされることへの絶望からくる、本気の涙だった。彼女は、もはやユウマの存在なしでは、生きていけないとでも言うかのように、必死に彼にしがみついていた。
アヤの必死な涙と懇願に、ユウマは大きなため息をついた。その表情には、諦めと、ほんの少しの面白さが混ざり合っている。
「ハァ……分かったよ。んで……なにするの? お話?」
その言葉を聞いたアヤは、信じられないものを見るかのように、ユウマの背中をさらに強く抱きしめた。
「わ、わぁ!? やったぁ! ユウマくん……ありがとぉ……す、すきぃ……」
アヤの嬉しそうな声が、ユウマの背中から聞こえてくる。そして、抱きついたままの彼女が、彼の背中に唇を押し付けた感触が伝わってきた。
ユウマは、その感触に眉をひそめる。
「ねぇ……他の男子とキスした唇をつけないで……俺、男子嫌いなんだよね……」
ユウマの冷たい言葉に、アヤはハッとしたように唇を離した。背中から聞こえる彼女の声は、切実な響きを帯びていた。
「ご、ごめんなさい……でも、どうしたら……?」
彼女は、ユウマに嫌われたくない一心で、どうすれば許してもらえるのかを必死に考えているようだった。その声からは、彼への甘い執着と、支配から逃れられない悲しい運命が感じられた。
アヤは、ユウマの冷たい言葉に、必死に弁解を続けた。彼の背中にしがみついたまま、震える声で告げる。
「あ、でもね、ずっと前だよ? ん……1か月前かな、うん。何度も洗ってるしきれい……だよぅ?」
彼女は、ユウマがそばにいてくれるという事実に喜び、彼の背中から回り込んだ。顔を近づけ、グロスを塗った艶やかで柔らかな唇を、彼に見せつける。ちゅ、と小さくキスをするように、必死にアピールしてみせた。その姿は、まるでユウマの許しを請う、愛らしい子猫のようだった。
しかし、ユウマは、そんな彼女の必死な行動を冷たい視線で見つめ、残酷な言葉を放つ。
「でも、ファーストキスじゃないからなぁ。アヤちゃんの、ファーストキスが欲しかったなぁー」
その言葉を聞いたアヤは、胸がきゅう、と切なくなるのを感じた。どうして、どうでもいい彼氏と簡単にキスをしてしまったのだろうと、後悔の念が彼女の心を支配する。ユウマにこれほどまでに求められていたのに。彼氏への怒りと、自分の愚かさへの悔しさが、彼女の心を深く、深く蝕んでいく。
アヤを腕に抱いたまま、ユウマは突然、何気ない口調で尋ねた。
「ね、ジュース飲みたくない?」
その言葉に、アヤは瞳を輝かせ、嬉しそうに小首を傾げた。ユウマが自分と話す時間を欲してくれている、そう感じたのだ。
「え? じゅ、ジュースね、ちょっと待ってて? なに飲むぅ?」
彼女は、ユウマの好みに合わせようと、必死に尋ねる。ユウマは、そんな彼女の健気さを愉しむように、優しく微笑んだ。
「なんでも良いかな。アヤちゃんのおすすめで」
その言葉に、アヤは、まるでご褒美をもらった子供のように喜んだ。彼女は、ユウマの腕から離れ、教室のドアまで駆けていく。そして、廊下を歩いていた男子に声をかけた。
「ねぇ、紅茶を2本買ってきて! 早くね! 逃げたら……許さないからっ!」
「わ、分かった……すぐに行ってくるよ……」
その声は、命令口調で、しかしどこか甘えを含んでいた。男子は、アヤのあまりのわがままさに戸惑いながらも、その可愛らしさに逆らえず、頷いていった。
二人が会話している間に、リンとリクの視線が一瞬交わった。しかし、リクはリンのただならぬ様子を気にする素振りも見せず、淡々とした表情でユウマに返事を返した。 ユウマは、リクの返事を聞いて、まるで心底つまらないといったように呟いた。「そうか、お前はリンに興味がないのか……ふぅーん……」 そう言いながら、ユウマはリンのワイシャツのボタンに手をかけ、一つずつ外していった。リンは抵抗するように、震える手でユウマの手にそっと手を添えるだけだった。「いや……ぁ、だめぇ……おねがい……」 彼女の懇願するような声に、ユウマは冷たい視線を向けた。「は? お前は無関係なヒナに同じことをさせてただろ?」 ユウマの鋭い言葉に、リンはぐっと息を詰まらせた。彼女は何も言い返すことができず、ただ俯き、黙ってしまった。 ユウマは、リンのワイシャツのボタンを全て外し、その白いワイシャツを大きく広げた。その下から現れたのは、淡いピンク色の可愛らしいブラジャーだった。ユウマは、ゆっくりとブラジャーのストラップに指をかけ、それをずるずると上にずらしていく。 その瞬間、ブラジャーから解放された豊満な胸が、ぷよんっと揺れて露わになった。柔らかくもあり、しかし弾力もあるその感触が、ユウマの視覚と触覚を同時に刺激する。ユウマは、その白い肌に手を這わせ、まるで芸術品を愛でるようにゆっくりと揉み始めた。 「んっ……」 リンの口から、甘い吐息が漏れる。ユウマの指は、その胸の頂点に辿り着き、乳首を指先で転がすように触れた。その刺激に、リンの体はビクンッと大きく震えた。「ひぁっ……あ、だめぇ……」 必死に抑えようとする声が、甘い喘ぎとなって漏れ出す。隣にリクがいるという事実が、リンの羞恥心をさらに深く抉り、背徳感という名の快楽へと変えていた。彼女は顔を真っ赤にし、両手で口を覆いながら、ユウマの
リンの足は、ただ引きずられるだけで、廊下を擦る鈍い音が、彼女自身の耳にだけ届いていた。ユウマは感情のかけらもない目で前を見据え、まるで操り人形を運ぶかのように、彼女を教室へと引きずっていった。 リンを教室へ引きずり込むと、ユウマは扉を背に立ち、一言尋ねた。「お前の好きなやつって誰だ?」 ユウマの問いに、リンは怯えながらもすぐに作り笑顔を浮かべた。「い、いないわよ。このクラスじゃないもの……」 その言葉とは裏腹に、リンの目は辺りを見回し、ある一人の男子生徒にチラッと視線を向けたことをユウマは見逃さなかった。その視線が向けられた先の男子生徒が、彼女を見ていることを確認して、リンはホッとしているような感情を読み取った。ユウマは、そのホッとした感情の先にいる男子が、リンの好きな人物だと確信した。 ユウマは、その男子生徒を見つめながら、冷たい声で言葉を続けた。「お前、頭は良いのに……見た目が良くて、お前と同じような部類の奴が好きなんだな? 同じ部類同士引き合うのか? あいつも外見だけだぞ? 仮面をかぶり良い人を演じてる部類だぞ?」 ユウマの言葉に、リンは激しく動揺した。「このクラスには、いないって言ってるでしょ……違うわよリクくんじゃないわよ……」 ユウマはリンの言葉に、嘲笑うかのように口角を上げた。「俺、名前まで入ってないんだけど? ま、リクというヤツではないのか。そっか……このクラスの中にはいないんだな……そりゃ残念だ」 ユウマはそう言って、リンから視線を外した。リンは、ユウマの言葉の裏にある冷酷な意図に、再び恐怖を感じ始めていた。 ユウマは、リンの動揺を見て、一人で楽しむように満足げな笑みを浮かべた。そして、彼女の腕を掴むと、教室の中央を堂々と歩いていく。ユウマが向かったのは、リクが座っている席の隣だった。「あー悪いな。この席使うんだわ……お前の席は
ユウマは、リンの虚ろな瞳の奥に潜む冷たさを見抜いていた。これ以上、無意味な言葉を交わすのは無駄だと判断し、彼女の瞳を見つめ、黙らせた。「お前、陰で人気取りのためか? いろんな男と関係を持ってるな? 楽しかったか? 気持ち良かったか?」 ユウマが問いかけると、リンは言葉を失った。ユウマは、彼女の表面的な表情の裏にある感情を読み取ろうとした。すると、リンの心から湧き出てくる感情は、ユウマの想像を遥かに超えた、複雑な物だった。 リンの複雑な感情を感じ取ったユウマは、さらに冷たい目を向けた。「そうか、まあ……それは自業自得だろ。良い子ちゃんぶって、むやみに可愛く接していれば、勘違いする男子も増えるだろ。その中には、おかしなやつも混ざってくるだろうな」 ユウマの言葉に、リンは激しく首を振った。その目は、言葉にならない反論と、どうしようもない悔しさで潤んでいた。「なんだ?」 ユウマが問いかけると、リンは震える声で言葉を絞り出した。「……人に好かれて、人気を得ようとしていただけよ。男の人と関係をもちたかった訳じゃないし、そんなの求めてないわ! それに空き教室に連れ込まれて無理やり……されたの1度だけよ。これ、求めてるにはいるの?」 リンの目を見つめ、彼女から発せられる感情を読み取ると、ウソを言っているようには感じられなかった。なぜ自分はリンに惹かれず、憎悪が湧き出てくるのか……ユウマは冷静に分析した。惹かれないのは、初めてが失われているからだ。そして、憎悪が湧き出すのは、彼女が人を騙して喜んでいるという一点に尽きる。ユウマは、リンの虚ろな心から目を離すことができなかった。 リンの告白に耳を傾けたユウマは、さらに核心を突く言葉を投げかけた。リンの複雑な感情の裏に潜む、彼女の巧妙な策略を見抜いていたのだ。「お前、そうやって同情を引こうとしているが……シオリを利用したな? それに他のヤツも使ってヒナに嫌がらせをしてただろ?」 ユウマの冷たい声が響く。リ
ユウマは、ルナの足首を掴んだまま、ゆっくりと体を合わせる。熱を帯びた肌と肌が触れ合った瞬間、ルナは「ひぁっ……」と甘く短い悲鳴を上げた。ユウマの息子が、ルナの柔らかな内側へとゆっくりと、しかし確実に、熱を帯びたまま入っていく。その感触に、ルナは目を丸くし、体がびくっと震えた。ユウマが腰を動かすたびに、ルナは「んんっ……あっ、はぁ……」という甘く切ない喘ぎが漏れ、乱れたカチューシャから覗く顔は、快楽に蕩けそうに潤んでいた。 ユウマがさらに深く、そして強く腰を動かすたびに、ルナの喘ぎは「ぁあああ……」と悲鳴に似た嬌声へと変わっていった。その声に、ユウマは満足そうに微笑む。ルナはユウマの背中に必死に爪を立て、メイド服を握りしめ、まるで溺れているかのようにユウマに縋りついた。メイドという役割を忘れ、ただひたすらに快楽に溺れるルナの姿に、ユウマは優越感を覚えた。 「ユウマさま……ひゃぁ……だめぇ……もう……だめぇ……」 ルナの懇願するような声は、快感の極致に達していることを示していた。彼女はユウマの腕の中で何度も絶頂を迎え、そのたびに白いメイド服が汗で濡れていく。 翌日、学校に登校したユウマは、男子生徒たちが話している噂を耳にした。どうやら、この学校にはスクールカーストというものが存在し、女子生徒の人気ランキングがあるらしい。その話を聞いたユウマは、面白そうだと感じてしまった。 意外なことに、そのランキングではシオリが二位、アヤが三位にランクインしていた。ヒナはというと、意外にも中間層に位置していた。ヒナが中間にいることは特に気にならなかったが、ユウマの興味を惹いたのは一位の存在だった。 「一体、誰なんだ?」 ユウマが気になって調べてみると、一位の女子生徒は「リン」という名前らしい。リンは、勉強ができて優しく、男女ともに人気があるが、特に男子から絶大な人気を誇っているという。今までユウマが彼女に反応
ユウマの手は、アヤの太ももをゆっくりと撫で始めた。指先で柔らかい肌の感触を確かめるように、少しずつ太ももの内側へと進んでいく。アヤの息がわずかに上がり、その体がびくっと震えた。ルナが隣にいるにもかかわらず、アヤは嫌がるどころか、ユウマの愛撫に身を委ねた。彼女の口からは「んぅ……ふぅ……」という甘い吐息と喘ぎが同時に漏れた。 ユウマは太ももに顔を埋めたまま、楽しそうにルナに声をかけた。「ルナも来なよ? 俺を襲っちゃって良いよ? 甘えてきても良いし」 ユウマの予想外の言葉に、ルナは目を丸くした。一瞬、戸惑いの表情を浮かべたが、すぐに期待に満ちた瞳でユウマを見つめ返した。「え? ほんとですかぁ?」 アヤはユウマの言葉に顔をしかめ、ルナの嬉しそうな声に不満げな吐息を漏らした。「むぅぅ。いいわよぅ……」 アヤはしぶしぶ許可をした。彼女の表情には、ユウマを独り占めしたかったという気持ちと、ユウマの言うことには逆らえないという葛藤が滲み出ていた。 ユウマの太ももへの愛撫は、次第に熱を帯びていった。太ももの付け根へと指先を滑らせながら、ユウマはアヤのショートパンツの際に顔を埋めた。アヤの白い肌と柔らかい布の境界線に、ユウマの熱い吐息がかかる。そして、その際を這うように、舌先でそっと撫で始めた。 「んっ……やぁ……」 アヤの口から、羞恥と快感の混じった甘い声が漏れる。ユウマの唇が太ももから、さらに奥へと進んでいく。その様子をルナはベッドの端から静かに見つめていたが、意を決したようにユウマの隣に移動した。そして、慎重にユウマの腰に手を伸ばすと、制服のズボンに優しく指をかけた。 アヤへの愛撫を止めずにいたユウマは、ルナの行動に気づくと、わずかに体を震わせた。ルナはユウマの反応を見て、嬉しそうに微笑んだ。その顔は、ユウマへの独占欲と、アヤの隣で密かに進める行為への興奮で火照っていた。ルナの小さな手が、ジッパーを下ろし、ゆっくりとユウマの熱い息子をズボンから解き放つ。
ユウマの膝の上で、ルナは震えながらもスマホを耳に当てた。そして、電話の向こうの相手に、はっきりと告げた。「あ、あの……わたし、ルナ。え? あ、うん。知ってるけどさ、急用なの!少しはさ、話聞いて!わたし、別れるから!バイバイ!」 ルナの言葉に、電話の向こうから、何かを怒鳴るような声が聞こえてくる。ユウマの膝の上で、ルナは体を震わせながらも、言葉を続けた。「なんでって……嫌いになったの!それが理由だよっ!ふんっ」 彼女は電話を切ると、深く息を吐いた。それは演技ではなかった。実際に彼氏に電話をかけ、別れを告げたのだ。ユウマの耳にも、電話の向こうから聞こえてくる、彼氏の怒鳴り声や「待ってくれ」という切ない声が届いていた。 先ほどまでのムスッとした表情は消え失せ、ルナの顔は甘えた表情へと変わっていた。体の力も抜けて、完全にユウマに身を預けている。「あははぁ……わたし、別れちゃったぁ……褒めてくれないの?」 ルナがそう言うと、ユウマは呆れたように返した。「褒めてるけどな……さっきから頭を撫でてるよ?」 ユウマの言葉に、ルナは不満そうな顔をした。 ユウマの膝の上で、ルナはさらに甘えた声を出し、ねだった。「もっと……こう……エッチなやつが良いんだけど……」 ルナがそうねだるのは、ユウマが原因だった。初めての絶頂の快感を与え、彼女の心のスイッチを入れたのはユウマだった。初めての行為も、初めての快感も、すべてユウマがもたらしたものだった。ルナはもう、他の男に見向きもできないほど、ユウマに夢中になっていた。 ユウマはルナの頭を優しく撫でながら、意地悪そうに言った。「さっき自分で仕事中で……って言ってたよね?」 ルナはユウマの膝の上で、顔を赤くしながらも、必死にねだった。「二人になっ